今回(第6回)は、株式会社、合同会社の資本金、設立費用について記述します。
資本金は、株式会社、合同会社ともに、1円からできます。
 株式会社や合同会社では、株主や社員は会社の債権者に対して直接責任を負うことはなく、会社に
対する出資の範囲内で義務を負うに過ぎません。ですから、会社の債権者にとっての信用の基礎は、
会社が保有する財産が中心となるのです。
会社設立費用
 会社設立費用は、下記のとおりです。さらに、司法書士に依頼した場合には、10万円程度の報酬を
支払わなければなりません。
資本金1,000万円の株式会社の設立費用
定款の認証の際の収入印紙 40,000円
定款の認証手数料 50,000円
定款の謄本証明書 1枚250円
登録免許税 150,000円
登記簿謄本 1通1,000円
印鑑証明書 1通500円
司法書士の手数料 100,000円
合        計 約370,000円
資本金300万円の合同会社の設立費用
定款の認証の際の収入印紙 40,000円
定款の認証手数料 0円
定款の謄本証明書 1枚250円
出資金払い込みの委託手数料 約7,500円
登録免許税 60,000円
登記簿謄本 1通1,000円
印鑑証明書 1通500円
司法書士の手数料 100,000円
合        計 約210,000円
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